ジャムウってなんだろう?

インドネシアでは、ジャムウは伝統的な材料を原料にして作られた薬として、昔から一般の人たちに愛飲されている。 インドネシア国内では屋台や移動販売のお母さんが販売しており、体調を伝えるとその場で調合してくれる栄養剤として親しまれています。効く即効性の高い精力増強系もありますが、一般的には滋養強壮、体力回復、カゼなどの予防薬として長い間インドネシア庶民に親しまれてきました。

ジャムウお母さん、「ジャムウ、ジャムウ」と言いながら歩いて販売している。体調を伝えるとそれに合わせて調合してくれる。約10kg近いカゴを背負って売り歩いている。

ジャムウは、大きく分けて3種類

自然素材を使い伝統的な製法によって作られた滋養強壮など本来の意味でのジャムウ。街角や市場の屋台で購入することができ、化学薬品などを含んでいないことが条件になっている。

石鹸や化粧品などに使われる自然素材から抽出されたエキスを使う伝統ハーブ薬。伝統ハーブ薬としてのジャムウは、インドネシア国内で規格化され、動物実験や研究所での評価検査を受けて承認されたものが市販されています。肌のケアや、ダイエット用としても使用されることも多い。

処方箋として使用される薬学的に証明された薬(フィトファルマカ)。フィトファルマカは、薬学的に証明されたもので、動物実験はもちろん、人体での臨床試験をパスしたものに認定される。通常の処方箋薬と同じ扱い。

日本とインドネシアのジャムウの認識

本国内で人気があるジャムウは、精力増強剤や勃起不全、回復力をうたったものが大きく占めています。 日本の厚生労働省にあたるインドネシアの国家医薬品食品監督庁通称BPOMによって認可されていないもの、承認番号を偽っているもの、禁止されている化学成分を含んでいるため注意が必要と言われています。 このインドネシアで認可されないことには二つの理由ある。 一つめはバイアグラの化学成分であるシルデナフィルがあるが、日本においては処方箋として使用されているがインドネシアでは許可されていないためその違いにより、個人輸入する場合は自己責任であるということを理解する必要があると言われています。 二つめは販売・流通に問題があるとされているためである。 ジャムウは、古来から伝統的に使用されてきた薬であるし、販売者には許可が必要ない。これを日本式の認可制度にすると、屋台などが失業してしまい、社会問題まで発展してしまうからである。そのため、警告だけにとどめ、自己責任としている。 決して違法薬物ではないし、実際日本の厚生労働省が発表している脱法ハーブや違法薬物のリストには載っていないので安心して使用していただきたいが、服用はあくまで自己責任という扱いになっている。